「動画編集を始めたいけど何をすればいいか分からない」
「動画編集の案件をちゃんと取れるか不安」
「案件を取るために必要なことを知りたい」
初心者や未経験者だと動画編集を始めてみてたいけど案件がちゃんと取れるか不安だったり、
案件を取るまでに何をすれば良いか分からないですよね。
実は初心者や未経験者の方が思っているほどやることは簡単でものによっては直ぐにでも案件を取れるために必要なことは始めることができます。
私自身が現在フリーランスの動画編集者として活動しており、実際に今回教えることをやって案件を取っています。
本記事では、初心者・未経験者の方向けに現役編集者の私自身が行った動画編集の案件を取るためにやったことを5選ご紹介します。
本記事を読むことで、動画編集の案件を取るためにやらなければならないことが明確になり、今日からでも始めることができます。
初心者・未経験者でも動画編集の案件をとれるのか?
初心者・未経験者の方でもカット割りやテロップ付けされた動画等の案件はとれます。
最近ではテレワークの普及や副業により動画編集の案件は年々増加しており、動画編集は比較的学びやすく始めやすいです。
そのため、多くの人が動画編集を副業や仕事にしています。
ただ、しっかりとした動画編集のスキルを必要最低限(カット割り/テロップ付け/BGM・効果音付けなど)身に着ける必要があります。
また、広告系の動画やアニメーション系の動画の案件は技術がとても必要になってくるので、初心者・未経験者の方には少しハードルが高いです。
どうやって案件をとるの?
初心者・未経験者の方が案件をとる方法は下記の3つになります。
クラウドソーシングサイト
初心者・未経験者の方が案件を取れる可能性が一番高いのが「クラウドソーシングサイト」を使った取り方です。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を発注したい個人や企業がインターネット上で仕事を依頼や受注したりするWebサービスサイトのことです。
掲載案件数が多く、初心者・未経験者歓迎のものも多数あるため、一番案件が取りやすいです。
私は「クラウドワークス」と「ランサーズ」の二つのクラウドソーシングサイトを使用しています。
調べると色々なクラウドソーシングサイトがありますが、とりあえず上記の二つに登録しておくことをおすすめします。
SNS
Twitterやinstagram等のSNSから案件をとる方法です。
SNSで「#動画編集」や「#動画編集者募集」と調べると動画編集の案件の募集が投稿されており、それに対して自分から営業を行って案件を取りにいきます。
SNSのプロフィールを動画編集のスキルを記載したり、動画編集に関しての投稿することで動画編集の仕事の依頼がくることもあります。
実際にポートフォリオを作成して営業をすることによって、相手にもこちらがどのぐらいのスキルがあるのか明確になり案件を取りやすくなります。
自分で営業メールを書くことになるため、慣れていないと変な営業文となってしまって不採用になることもあります。
直営業
実際にYouTubeで動画投稿を行っている方に直接営業で案件を取る方法です。
自分で動画編集をしている方にメールやSNSのメッセージから直接営業を行います。
直営業は案件を取るのが非常に難しいですが、その分自分で金額の交渉ができたりするので、かなり高単価で案件を受けることができる可能性があります。
ただ、SNSの募集投稿から案件を取る時と同じで自分で営業メールを送って案件を取るため、営業文を書くのに慣れていないかったりポートフォリオが無かったりすると不採用になることが多いです。
動画編集や営業文を書くのに慣れてから直接営業をするようにしましょう。
未経験の時の私が動画編集の案件を取るために実際に行ったこと
PC環境を整える
なるべく高スペックのPCを使うようにしましょう。
動画編集ソフトによってはある程度スペックが必要になってくるからです。
低スペックのPCは無料の動画編集ソフトであれば動作は軽く十分動きますが、有料の動画編集ソフトは無料のものに比べると様々な機能を使用するため、動作が重くなったり画面がフリーズすることが多くなります。
動作が重くなったり画面がフリーズが多くなると、編集作業の効率が落ちたり強制終了をしなければならず保存していない箇所が消えてしまうことがあります。
そのため、最低でも13~15万円程のPCを購入して使用するようにしましょう。
動画編集ソフトを選んで購入する
PCの環境を整えたら、動画編集ソフトを選んで購入しましょう。
動画編集をするためには動画編集ソフトが必要不可欠です。
無料の動画編集ソフトはカット割りやテロップ追加等の簡単な編集は可能ですが、テロップに装飾ができなかったり機能が少ない関係でクオリティーの高い動画は作成できません。
そのため、有料の動画編集ソフトを使用することをおすすめします。
私のおすすめの動画編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」です。
月額料金もしくは年間料金を払うことで使用できる編集ソフトでPCのスペックが高くないと使用できませんが、基本的な機能(カットやテロップ等)はもちろんのこと無料の動画編集ソフトには無い機能が多数あるため、とても便利です。
また、動画編集の案件の8~9割はAdobe Premiere Proでないと受けることができないため、最初は無料の編集ソフトを使用して動画編集に慣れたらAdobe Premiere Proに移行するのが一番良いと思います。
Adobe Premiere Pro以外にも優秀な有料の動画編集ソフトがあるので購入前に一度調べてみて下さい。
以前におすすめの動画編集ソフトを紹介した記事がありますので、こちらも合わせてご覧いただければと思います。
動画編集の使い方や編集の仕方を勉強をする
YouTubeに投稿した動画で編集ソフトの使い方や編集の仕方を勉強をしましょう。
今YouTubeにはたくさんの動画編集のチュートリアル動画がたくさん投稿されており、動画編集を学びやすくなっています。
YouTubeのチュートリアル動画で勉強する理由は下記の二つです。
・幅広いジャンルの編集を学ぶことができる。
お金をかけずに勉強することができる。
以前までは本や通信講座ぐらいでしか動画編集の勉強はできませんでしたが、今ではYouTubeにソフトの使い方や編集の仕方のチュートリアル動画がたくさん投稿されています。
YouTubeのチュートリアル動画でも十分に動画編集を学ぶことが可能なため、お金をかけずに勉強することができます。
幅広いジャンルの編集を学ぶことができる。
YouTubeには様々な動画編集のチュートリアル動画があるため、自分のやりたいジャンルの編集を学ぶことができます。
案件をとる時もほとんどジャンルが指定されているので色々なジャンルの編集をしてみて一番自分に合っている編集を練習するようにしましょう。
ポートフォリオを作成する
ある程度ソフトの使い方や編集の仕方を勉強して慣れてきたら、ポートフォリオを作成しましょう。
ポートフォリオとは、自分の実績やスキルが分かる作品集のことです。
動画編集で案件をとるには必要不可欠で、ポートフォリオの付いていない営業メールだと営業文を読まずとも不採用になってしまいます。
ただ初心者・未経験者の方は実績持っていないため、最初は自己紹介+自分の編集できるジャンル等を記載した動画を作成しましょう。
ポートフォリオを見るだけでこの人はこういうジャンルの編集ができるんだなと相手に分かってもらえるため、必ず作成するようにしましょう。
ポートフォリオの作成が分からない・ピンとこないという方は下記に私が最初に作成したポートフォリオの動画を載せておきますので、そちらを参考にして作成してみてください。
「YouTubeに投稿した自分のポートフォリオの動画」
ただし、動画を丸々パクるのは良くないです。あくまでも参考程度に。
クラウドソーシングサイトに登録する
ポートフォリオの作成が完了したら、クラウドソーシングサイトに登録してみて実際に案件に応募してみましょう。
上記でも記載しましたが、私のおすすめは「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。
クラウドワークス
https://crowdworks.jp/
ランサーズ
https://www.lancers.jp/
クラウドソーシングサイトを使った案件を取る主な流れは、下記の通りです。
・検索結果の中から自分やりたい案件を探す
・やりたい案件が見つかったらその案件に応募する(応募の際に営業文必須)
・採用されたら実際に動画を作成して納品する
採用されなかった場合は、また自分やりたい案件を探して応募しましょう。
クラウドソーシングサイト内で何回も案件をこなすことによって仕事としての動画編集にも慣れて実績が増えていき、案件に採用されやすくなるため頑張って数をこなすようにしましょう。
その後はその実績を持ってSNSで案件を取るようにすると単価が上がっていきます。
まとめ
今回は私が動画編集の案件をとるために行ったこと5選をご紹介しました。
しっかりと編集を学習すれば初心者や未経験者の方でも案件は取れます。
PC環境を整えたり編集ソフトを有料のものにする必要があるため、初期投資は高いですがその分編集スキルを身に着けて継続することで十分回収できると思います。
最初は動画編集の実績が無いのでとても大変ですが、ポートフォリオを作成したりクラウドソーシングサイトを使ってコツコツ案件をこなして実績を増やすことが大切です。
実績を増やすことでもっと大きな案件にも繋がるため、是非継続的に応募して案件を取れるように頑張りましょう。