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【おしゃれで簡単!】映画のような上下の黒帯(レターボックス)を作成する方法【Premiere Pro / プレミアプロ】        

レターボックス_アイキャッチ

レターボックス_アイキャッチ

「映画で良く見る上下の黒帯を作成したい」

Premiere Proを使って映画風の編集をしたいから、画面の上下の黒い帯の作り方を知りたい。

でも、Premiere Proでの黒い帯の作り方が分からない。

そのため、本記事ではPremiere Proを使っての黒い帯の作り方をご紹介します。

本記事を読むことで、映画風の編集をするなら絶対に必要な黒帯の作り方を知ることができます。

とても簡単に作成することができ時間もあまりかからないため、是非挑戦してみて下さい。

黒帯(レターボックス)とは

映像技術におけるレターボックス英語Letter box)とは、映像メディアの表示画面において他の画面サイズ規格でつぶれて表示されないよう、表示互換性をとるために、本来および横長比率の映像の撮影された映像部分の上限部に黒帯を追加した状態のものを呼ぶ。略称で「レタボ」「LB」として表示される場合も多い。

簡単に言うと横に長い映像に対して、黒帯を付け足すことでテレビやモニターの画面でも表示できるようにする表示方式です。

映画等の縦横比が2.35:1の場合、一般的な画面(縦横比が16:9)では画面が潰れて表示することが出来ないため、2.35:1の画面に黒帯(レターボックス)を付け足すことで16:9の画面上に表示することができるようになります。

どの編集ソフトでも楽に作成することができ、黒帯を付け加えるだけでも画面の見た目や雰囲気が結構変わります。

映画の他に映画風の動画だったりおしゃれでスタイリッシュな動画にしたい場合などに黒帯(レターボックス)を付け足す演出が多く見られます。

制作環境

■使用機材
・Logicool G ゲーミングキーボード ワイヤレス G913
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・Logicool G ゲーミングマウス 有線 G502 HERO
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・Dell S2421HGF 23.8インチ ゲーミングモニター
https://amzn.to/3HL5Tuy
https://a.r10.to/hwl8zF

■編集ソフト
・Adobe Premiere Pro 2021

https://amzn.to/34wVW5G

黒帯(レターボックス)の作り方

クロップを適用

エフェクトから「ビデオエフェクト」→「トランジション」→「リニアワイプ」を素材に適用します。

「ファイル」→「新規」→「調整レイヤー」から調整レイヤーを作成して、調整レイヤーに「リニアワイプ」を適用しても大丈夫です。

エフェクトの検索欄に「リニア」と入力して検索してもエフェクトが表示されると思うのでどちらでも問題ないです。

変換終了の値を変更

リニアワイプの「変換終了」の値を0%→15%に変更します。

変換終了はどのぐらい黒い部分を表示させるかなので、自分の好みの量で調整してみて下さい。

参考までに個人的に見やすくバランスの良いと思う適用量は10%~15%でした。

ワイプ角度の値を適用

変換終了の値を変更した後、リニアワイプの「ワイプ角度」の値を0°→180°に変更します。

これで動画画面の上部に黒い帯が表示されるようになりました。

もう一つリニアワイプを適用

次に動画画面の下部に黒い帯を表示させます。

上部作成時と同じようにエフェクトから「ビデオエフェクト」→「トランジション」→「リニアワイプ」を素材にもう一つ適用します。

「ファイル」→「新規」→「調整レイヤー」から調整レイヤーを作成して、調整レイヤーに「リニアワイプ」を適用しても大丈夫です。

エフェクトの検索欄に「リニア」と入力して検索してもエフェクトが表示されると思うのでどちらでも問題ないです。

もう一つの変換終了の値を変更

もう一度適用したリニアワイプの「変換終了」の値を先ほどと同じ0%→15%に変更します。

変換終了はどのぐらい黒い部分を表示させるかなので、自分の好みの量で調整してみて下さい。

参考までに個人的に見やすくバランスの良いと思う適用量は10%~15%でした。

もう一つのワイプ角度の値を変更

変換終了の値の変更が完了した後、リニアワイプの「ワイプ角度」に変更します。
(デフォルトでワイプ角度の値が0°になっている場合は変更する必要はないです。)

これで動画画面の下部にも黒い帯が表示されるようになりました。

以上がPremiere Proで映画のような上下の黒帯(レターボックス)を作成する方法になります。

まとめ

今回はPremiere Proで映画のような上下の黒帯(レターボックス)を作成する方法をご紹介しました。

簡単かつあまり時間をかけずに作成することができるのに動画がおしゃれでかっこよくすることができます。

また、キーフレームを使用すれば徐々に画面が見えるようになるアニメーションなどを作ることができますので、是非キーフレームを活用したアニメーションにも挑戦してみて下さい。

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